プロフィール | 丸尾地獄(Maruo Jigoku) | 漫画家 丸尾末広(Maruo Suehio)公式ウェブサイト

丸尾コレクション・第0回

丸尾末広のコレクションの数々をヒッソリコッソリご紹介。 犬の置物

地獄の本棚・第6回

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「不思議図書館」
S.56.1.2第1刷発行/著:寺山修司/PHP研究所

「畸形のシンボリズム」
1993.2.1印刷-1993.2.25発行/白水社

「新釈稲妻草紙 寺山修司作品集 別巻2」
1988.6.15初版発行/新書館

(全て寺山修司の著作)

寺山修二の本はこれだけ。「不思議図書館」が好きです。

2004年 バルセロナ珍道中

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丸尾氏の本を翻訳出版しているスペイングレナット社ブースの看板。絵も色も異様に目立っていた。

今回のバルセロナコミックフェスティバルでは、スペインで丸尾氏の翻訳本を出版するグレナット社より熱烈なオファーを受けての参加となった。

スペインへの直行便がないため、アムステルダムで乗換え、約13時間後にバルセロナ到着。丸尾氏はこれでバルセロナは二度目となるが、以前のときよりも本が多く出版されているため、人気はうなぎ登りで当の丸尾氏も驚いていた。

フェスティバルの会場となったフランサ駅の目の前にあるホテルに投宿し、3日間のバルセロナを楽しむ。午前は観光、午後はフェスティバル会場でサイン会及びインタビューという超ハードなスケジュールにもかかわらず、バルセロナの美しい街並とフェスティバルの熱気に疲れも忘れ、充実した3日間を過ごした。

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サインすをする丸尾氏。二日に渡るサイン会は大盛況で、どちらも一時間以上かかった。サイン会が終るとテレビ局やラジオ局、ヨーロッパの出版社からと数多くのインタビューを受けまくる。

フェスティバルでは日本マンガの影響が強く、ここはコミケか、と勘違いするほど日本のマンガ翻訳本が売られており、またコスプレも日本と変わらず。親子連れも多く、クレヨンしんちゃんやとっとこハム太郎などのキャラものグッズが飛ぶように売れていた。

そんな中でも丸尾氏の作品は異彩を放っており、ファンならずとも、丸尾氏の単行本を珍しそうに手に取る人達でブースはごったがえし。どこを歩いても「マルオ! マルオ!」と声がかかり、ヨーロッパでの人気も不動のものとなった。

昼食、夕食はグレナット社に接待いただき、バルセロナでも美味しいレストランで食事。夜は各国のアーティストも参加し、そこでも丸尾氏は大人気だった。

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グエル公園のカフェでお茶した後、公園を散策。不思議な設計にいちいち目を奪われる。友沢母子と。

観光では、パリから駆けつけてくれた友沢ミミヨ母子が同行。スペインの第二外国語はフランス語なので、心強い。ただ三日と限られた日にちなので、取りあえず有名所を押さえるのみ。モンジュイックの丘、サグラダファミリア聖堂と周辺の教会、グエル公園、ポルト・ベイの砂浜、蝋人形館...。そして夜は(八時ごろまで明るい)ゴシック街を散歩したり、バルセロナの街を堪能。美しい地中海が目の前に広がるポルト・ベイの砂浜で、友沢さんの娘コタオと丸尾氏が、砂と石でオブジェを合作、ゲイジュツしていたというほほ笑ましい一場面も...。

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バルセロナ市街が一望できる丘で休息。通訳のアキコさんと。この丘にはオリンピックスタジアムや噴水のパフォーマンスでも有名なカタルーニャ美術館がある。

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本場のパエリア。日本でたべるより少し味が濃いが、美味しい。ほかにバルセロナではよくあるイカ墨ごはんも食べた。

地獄の本棚・第5回

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「高丘親王航海記」
昭和62年10月25日第一刷/文藝春秋

「夢の宇宙誌〜コスモグラフィアファンタスティカ〜」
1964.6.10.初版/美術出版社

全て澁澤龍彦・著

この人の本をはじめて読んだのは19歳の時だった。
自分の進むべき方向を示唆してもらったと思う。
以前は沢山持っていたのだが、処分してしまった。
後悔、後悔。



地獄の本棚・第4回

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左)「ホラー小説講義」 荒俣宏/1999.6.30 初版発行/角川書店
中)「奇想の20世紀」 荒俣宏 /2000.10.25 第一刷発行/日本放送出版協会
右)「図像観光 近代西洋版画を読む」 荒俣宏/1986.12.5 第一刷発行/朝日新聞社

荒俣宏のいない本棚なんて。
もし荒俣宏がいなかったら出版界はどんなにつまらなかっただろう。
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PROFILE

丸尾 末広

  • 丸尾 末広
  • (マルオスエヒロ)

1956年1月28日生 長崎県出身。

少年時代『少年キング』『少年マガジン』等に熱中し漫画家を志す。15歳で上京し板橋区の凸版製本で働く。その後様々な職を体験。17歳で「少年ジャンプ」に持ち込むが自分の作風は少年誌に不向きであると知り一時漫画から離れる。

1980年、『エロス'81 劇画悦楽号2月号増刊』(サン出版刊)にて「リボンの騎士」でデビュー(収録当初のタイトルは「リボンの蛇少女」)。

1982年、初の単行本「薔薇色の怪物」(青林堂刊)を上梓。1984年には代表作となる「少女椿」(青林堂刊)を上梓。夢野久作・小栗虫太郎・江戸川乱歩等の影響を匂わすその作風や緻密で耽美な画風は瞬く間に人気を博し、その後漫画、挿画、イラストレーション等を次々発表。

また、マンガ以外にも活動を広げ、1983年、遠藤ミチロウ氏率いるザ・スターリンのアルバム「虫」のジャケットを手がけ、1985~6年には、劇団「東京グランギニョル」の上演作品『ライチ光クラブ』では俳優及びポスター画を担当し注目を浴びる。

1988年、月刊『ガロ』7月号にて「金の手帖」を発表。また1993年、同誌に発表した中編作品「無抵抗都市」は完成度の高いストーリーで、その後の作品へのステップアップになった。

90年代で注目すべき事柄として、『ヤング・チャンピオン』にて「犬神博士」「ギチギチくん」を発表。共に同版元から単行本を上梓し、執筆の舞台を広げた。

その後一時沈黙を保つも、2007年『コミック・ビーム』7月号より(エンターブレイン)にて江戸川乱歩原作「パノラマ島奇譚」の連載を開始。同タイトル単行本は2009年、手塚治虫文化賞新生賞(マンガの可能性を引き出した作品に対して贈られる賞)を受賞し、再び熱い注目を浴びる。その後、同誌で江戸川乱歩原作「芋虫」等を発表。

また、海外での注目度も高く、特に早くから注目されていたヨーロッパではフランス、イタリア、スペイン、ドイツにて翻訳本が発売され、フランス、スペインのコミックフェスティバルから招待を受け、サイン会では長蛇の列が出来るなど、人気が高い。

Maruo Suehiro, born January 28, 1956 in Nagasaki, Japan, is a Japanese manga artist, illustrator, and painter.