プロフィール | 丸尾地獄(Maruo Jigoku) | 漫画家 丸尾末広(Maruo Suehio)公式ウェブサイト

クロアチア、国際アニメフェスティバル「アニマフェスト」にて 「少女椿-MIDORI」上映!

[国際アニメフェスティバル・アニマフェストで「少女椿」が上映されました!!]

★霧生館 原田浩氏から、クロアチアで開催されたアニメフェスでの「少女椿」上映模様の写真を送って頂きました。

p-profile-photo0301.jpg

ヨーロッパでは、2番目に古い歴史を持つ国際アニメフェスティバル・アニマフェストが11月13~18日に、クロアチア共和国の首都ザグレブで開催され、「少女椿」が上映されました。上映当日は満員札止めで、会場の外では、チケットを買えず会場に入れない観客も続出! 今回は、参加作品の商品の販売はありませんでしたがクロアチアでは、主に、インターネットを通じて丸尾さんの名前を知っている人が多かったようです。

チラシや、映画祭HPでは、解説部分のみに丸尾さんのお名前が入っているのみでしたが、公式カタログにはスタッフ欄に、原作者として、丸尾さんのクレジットを入れてもらいました。

anima02.jpg

なお、現在、東ヨーロッパや東欧からも上映の打診が来ているようですが、これら映画祭は残念ながらギャランティが発生せず、プリント運送料と、ホテル宿泊費以外は原田さんの個人負担で進められています。それでも丸尾さんの作品を海外紹介すべく、活動をされている原田さんに感謝!

スイス国際アニメフェスティバル「Fantoche」にて 「少女椿-MIDORI」上映!

去る9月11~16日、スイスで行われたFantocheで、少女椿が上映されました。制作に当たった原田浩氏が会場入りし、討論会に出席。

その模様を原田氏が報告します。

p-profile-photo0201.jpg

スイスの保養地でもあるBadenで開催

少女椿は、現在、許可無く多くの動画サイトにUPされていたりまたフランスで発売されているDVDもスイスで正式に購入可能の事から、いまさらお客さんが入るのか心配でした。特に1回目は夜11時からの上映という事で映画祭側も動員を心配していました。しかし、250人くらいの小さい劇場でしたが2回の上映ともほぼ満員でした。

客層は1日目と2日目は違っていたように思います。1日目は、少女椿や丸尾さんの情報をすでに知っていいてたぶん映像もどこかで見ている若い男性がほとんどで、歓迎的なムードでした。また、映画祭の招待客の、スイスの実写映画監督なども観に来ていました。初めて見た人はちょっと戸惑っていたようでした。

p-profile-photo0202.jpg

映画祭ショップの写真(コンテナを利用して仮設されたもの)

2日目は、3割がスイスの若者たち、あとの7割は純粋に映画祭を観に来ていた人たちのような感じがしました。冒頭とクライマックスの残酷なシーンでは4人ほど席をたった音がしましたが、ちゃんと確認はしていません。また、日本の漫画やアニメに対し、なぜ日本は子供の女の子ばかり主人公にするのか、なぜ日本のアニメや映画には、暴力や性描写が多いのか、そういった質問が多数出ました。

p-profile-photo0203.jpg

立ち上がっているのが、少女椿討論会の司会を務めてくれた、スイスの映画評論家、ティルブロックマン氏

また、日本から持っていった単行本「少女椿」は、最初売れ行きを心配していたのですが、映画祭終了間際の映画祭ショップは足場が無いほどすごい賑わいと熱気で、持っていった10冊もすぐに完売しました。フェスティバルディレクターのデュシャキストラー(女性)さんが「少女椿」の表紙を見て「これは綺麗だ!」と賞賛。フェスティバルで売られている他の国の本はどれもシンプルで地味なので、少女椿の本は非常に目に留まりやすかったと思います。

Fantoche公式サイト

映画祭レポート(スイスインフォ日本語ページ)

丸尾コレクション・第3回

desk01.jpg  desk02.jpg


丸尾氏の仕事机。
毎日ここでマンガやイラストを描いている。
机の上にあるのは、描き下ろしたばかりのイラスト。

丸尾コレクション・第2回

学生服を被った有田焼の福助

学生服を被った有田焼の福助

丸尾コレクション・第1回

仕事部屋のガラス戸に貼られたポスターや写真とお面

仕事部屋のガラス戸に貼られたポスターや写真とお面
1 2 3
  • #

PROFILE

丸尾 末広

  • 丸尾 末広
  • (マルオスエヒロ)

1956年1月28日生 長崎県出身。

少年時代『少年キング』『少年マガジン』等に熱中し漫画家を志す。15歳で上京し板橋区の凸版製本で働く。その後様々な職を体験。17歳で「少年ジャンプ」に持ち込むが自分の作風は少年誌に不向きであると知り一時漫画から離れる。

1980年、『エロス'81 劇画悦楽号2月号増刊』(サン出版刊)にて「リボンの騎士」でデビュー(収録当初のタイトルは「リボンの蛇少女」)。

1982年、初の単行本「薔薇色の怪物」(青林堂刊)を上梓。1984年には代表作となる「少女椿」(青林堂刊)を上梓。夢野久作・小栗虫太郎・江戸川乱歩等の影響を匂わすその作風や緻密で耽美な画風は瞬く間に人気を博し、その後漫画、挿画、イラストレーション等を次々発表。

また、マンガ以外にも活動を広げ、1983年、遠藤ミチロウ氏率いるザ・スターリンのアルバム「虫」のジャケットを手がけ、1985~6年には、劇団「東京グランギニョル」の上演作品『ライチ光クラブ』では俳優及びポスター画を担当し注目を浴びる。

1988年、月刊『ガロ』7月号にて「金の手帖」を発表。また1993年、同誌に発表した中編作品「無抵抗都市」は完成度の高いストーリーで、その後の作品へのステップアップになった。

90年代で注目すべき事柄として、『ヤング・チャンピオン』にて「犬神博士」「ギチギチくん」を発表。共に同版元から単行本を上梓し、執筆の舞台を広げた。

その後一時沈黙を保つも、2007年『コミック・ビーム』7月号より(エンターブレイン)にて江戸川乱歩原作「パノラマ島奇譚」の連載を開始。同タイトル単行本は2009年、手塚治虫文化賞新生賞(マンガの可能性を引き出した作品に対して贈られる賞)を受賞し、再び熱い注目を浴びる。その後、同誌で江戸川乱歩原作「芋虫」等を発表。

また、海外での注目度も高く、特に早くから注目されていたヨーロッパではフランス、イタリア、スペイン、ドイツにて翻訳本が発売され、フランス、スペインのコミックフェスティバルから招待を受け、サイン会では長蛇の列が出来るなど、人気が高い。

Maruo Suehiro, born January 28, 1956 in Nagasaki, Japan, is a Japanese manga artist, illustrator, and painter.