2007年12月12日
地獄の写真館 -photo album
[国際アニメフェスティバル・アニマフェストで「少女椿」が上映されました!!]
★霧生館 原田浩氏から、クロアチアで開催されたアニメフェスでの「少女椿」上映模様の写真を送って頂きました。
ヨーロッパでは、2番目に古い歴史を持つ国際アニメフェスティバル・アニマフェストが11月13~18日に、クロアチア共和国の首都ザグレブで開催され、「少女椿」が上映されました。上映当日は満員札止めで、会場の外では、チケットを買えず会場に入れない観客も続出! 今回は、参加作品の商品の販売はありませんでしたがクロアチアでは、主に、インターネットを通じて丸尾さんの名前を知っている人が多かったようです。
チラシや、映画祭HPでは、解説部分のみに丸尾さんのお名前が入っているのみでしたが、公式カタログにはスタッフ欄に、原作者として、丸尾さんのクレジットを入れてもらいました。
なお、現在、東ヨーロッパや東欧からも上映の打診が来ているようですが、これら映画祭は残念ながらギャランティが発生せず、プリント運送料と、ホテル宿泊費以外は原田さんの個人負担で進められています。それでも丸尾さんの作品を海外紹介すべく、活動をされている原田さんに感謝!
2007年9月30日
地獄の写真館 -photo album
去る9月11~16日、スイスで行われたFantocheで、少女椿が上映されました。制作に当たった原田浩氏が会場入りし、討論会に出席。
その模様を原田氏が報告します。
スイスの保養地でもあるBadenで開催
少女椿は、現在、許可無く多くの動画サイトにUPされていたりまたフランスで発売されているDVDもスイスで正式に購入可能の事から、いまさらお客さんが入るのか心配でした。特に1回目は夜11時からの上映という事で映画祭側も動員を心配していました。しかし、250人くらいの小さい劇場でしたが2回の上映ともほぼ満員でした。
客層は1日目と2日目は違っていたように思います。1日目は、少女椿や丸尾さんの情報をすでに知っていいてたぶん映像もどこかで見ている若い男性がほとんどで、歓迎的なムードでした。また、映画祭の招待客の、スイスの実写映画監督なども観に来ていました。初めて見た人はちょっと戸惑っていたようでした。
映画祭ショップの写真(コンテナを利用して仮設されたもの)
2日目は、3割がスイスの若者たち、あとの7割は純粋に映画祭を観に来ていた人たちのような感じがしました。冒頭とクライマックスの残酷なシーンでは4人ほど席をたった音がしましたが、ちゃんと確認はしていません。また、日本の漫画やアニメに対し、なぜ日本は子供の女の子ばかり主人公にするのか、なぜ日本のアニメや映画には、暴力や性描写が多いのか、そういった質問が多数出ました。
立ち上がっているのが、少女椿討論会の司会を務めてくれた、スイスの映画評論家、ティルブロックマン氏
また、日本から持っていった単行本「少女椿」は、最初売れ行きを心配していたのですが、映画祭終了間際の映画祭ショップは足場が無いほどすごい賑わいと熱気で、持っていった10冊もすぐに完売しました。フェスティバルディレクターのデュシャキストラー(女性)さんが「少女椿」の表紙を見て「これは綺麗だ!」と賞賛。フェスティバルで売られている他の国の本はどれもシンプルで地味なので、少女椿の本は非常に目に留まりやすかったと思います。
Fantoche公式サイト
映画祭レポート(スイスインフォ日本語ページ)
2006年12月 8日
丸尾コレクション -collection

丸尾氏の仕事机。
毎日ここでマンガやイラストを描いている。
机の上にあるのは、描き下ろしたばかりのイラスト。
2006年11月23日
丸尾コレクション -collection
学生服を被った有田焼の福助
2006年7月19日
丸尾コレクション -collection
仕事部屋のガラス戸に貼られたポスターや写真とお面